石井桃子さんの本
去る4月2日、児童文学者の石井桃子さんが亡くなりました。101歳でした。
昨年は、100歳のお誕生日を迎えたということで、図書館や児童書店、勉強会などで石井桃子さんの作品に触れる機会が多かったので、なんだかとても残念な気持ちでいっぱいです。
この機会にもう一度、石井さんの作品を読んでおこうと思い、絵本を2冊借りてきました。
バージニア・リー・バートン 作
石井桃子 訳 (岩波書店)
石井桃子 作
横内襄 絵 (福音館書店)
2冊に共通して思ったのは、無駄な言い回しや言葉がなく、どこかユーモアがあって、読んでいて心地よいということです。
『ちいさいおうち』は、子どもの時代に読んでおきたかったなぁと思いました。どんなに時代が変わっても、よいものはよいのだ・・・というものを大切にする心が養われるような気がします。
『ちいさなねこ』の方は、大きいものと小さいものの対比が描写されています。小さい子どもは、自分より小さなものに対する思いやりの気持ちを持ったり、大きいものへの憧れを抱くのではないかと思います。すっきりした文章と絵がぴったりと合っていて、何度も読み返したくなりました。
この他にも、「くまのプーさん」シリーズ、「ピーターラビット」シリーズの翻訳をはじめ、ご自身の作の絵本も数多くあります。
はやりの「しかけ絵本」や「キャラクター絵本」もいいけれど、たまには古い名作を読んでみるのもいいものです。
そして、言葉を声に出したときの「心地よさ」を親子で楽しんでもらいたいなぁと思いました。
美しい国へと旅立たれた石井桃子さんのご冥福をお祈りします。





































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